おうむらの国内サッカーブログ

Jリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、大学サッカー、ユースサッカーなどの国内サッカー試合レポートなどを書きます。

試合レポート/2018年J1第2節_柏レイソル 2 - 0 横浜Fマリノス

柏レイソル 2 - 0 横浜Fマリノス
明治安田生命J1リーグ第2節
2018年3月2日(金)19:33KO 三協F柏

公式サイトはこちら

柏レイソルのスタメンとフォーメーション

ーーークリスティアーノーーー
ーキムーーー江坂ーーー伊東ー
ーーーー細貝ーー小泉ーーーー
ユンーーパクーー鎌田ーー小池
ーーーーーー中村ーーーーーー

レイソルは出場停止の中山に代わってパクジョンス、
ボランチを細貝と小泉、 左ワイドにキムボギョン。
4日後の6日、ACLがあるので、それを意識してのターンオーバーでしょう。

横浜Fマリノスのスタメンとフォーメーション

ーーーウーゴヴィエイラーーー
ユンーー天野ーー中町ーー遠藤
ーーーーーー喜田ーーーーーー
山中ーデゲネクー中澤ーー松原
ーーーーーー飯倉ーーーーーー

マリノスは初戦と同じメンバー。

終わってみればレイソルのゲーム。マリノス優勢もシュートまで進めず

前半、マリノスは噂通りのサッカーで柏を攻める。
確かに、山中と松原が、センターサークルの近くにいる。
ハイラインで飯倉が3バックのセンターみたいに動く。
レイソルのディフェンスゾーンの間を、面白いようにくさびが通る。
中町と喜田が、フリーで前を向ける。
押し込んで、ワイドに張る遠藤とユンに、ボールが渡る。

でも、そこから先が、続かない。
遠藤が何度か右からクロスには持っていきましたが
ウイングに渡ってから、結局ノッキングしてしまう。

お世辞にも優勢だったとは言えないレイソルでしたが
それでも決定機の数では劣らない。
クリスティアーノが、伊東が、
持ち場を離れるマリノスサイドバックの裏に流れるロングカウンターと、
マリノスのビルドアップを喜田のエリアでひっかけてからのショートカウンター。

シュートの精度を欠きますが、
それでもシュートにすら進めないマリノスとは対照的。

結実したのはレイソルでした。

49分、マリノス左サイドの、ポジティブトランジション。
ボールを持って上がろうとする選手に
激しくチャージして奪ってからのカウンターで、
クリスティアーノとのパスアンドゴーで抜け出た小泉のゴールで先制。

そこから、どちらもやり方は大きく変えませんでしたが
リードして落着き、マリノスの攻撃にも慣れ、
4-4-2ゾーンっぽく守ったりという工夫もしながら、
レイソルは時計を進められました。
似たような形で追加点をとりながらゲームをクローズ。

マリノスは結局ウイングにボールが渡ってからのデザインが見えない。
開幕戦、話題になった山中のゴールのような
サイドバックがセンターでフリーになる形は作れそうですが、
フィニッシャーをサイドバックにする形が
メインプランでは無いだろうし、
そもそもそんなにミドルシュートがガンガン決まるわけでは無い。

ただ、噂通り、サッカーは非常に興味深い。
ボールのない側のウイークサイドの決まり事を
もうちょっとゲームを見て理解したいです。

逆サイドでウイングが幅をとって、
同じく逆サイドのサイドバックが
中央でトライアングルに加わるようなイメージで見てました。

5レーンモデルとか、偽サイドバックとか、ポジショナルプレーとか、
いろんなキーワードが飛び交っていますが
トライアングルとかくさびとかのキーワードで
自分なりに言語化できないかなーと思いました。
どこかのタイミングで記事にしたいです。

一方のレイソル。
展開的には、とにかく前半をゼロで凌いだのがとても大きかったです。

そういう見方もできるんですが。 むりやりこじつけるならば。

鎌田が30分くらいで負傷退場というアクシデントがあった。
過密日程の中で先発メンバーをチェンジするチャレンジ。
得点者は、新加入でボランチを担った小泉であり、
オウンゴールでしたが途中投入の本来はレギュラーである大谷。
そもそもからすると中山が出場停止だったのです。

終盤のゲーム運びでも、前に出るマリノスに対して
ストロングである伊東とクリスティアーノをうまく活かしました。

無失点の2-0という最高の結果。
私は、レイソルの完勝と言えるゲームだったと思っています。



twitterフォローとかブックマークとか読者登録とかしてくれると喜びます
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓